仮想通貨 入門編 Rippleとは? 最終章
仮想通貨 入門編 Rippleとは? 最終章
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Ripple社の世界侵略作戦
今回もまずは、Ripple社の事から始めたいと思います。
『世界侵略作戦』というとなんか悪の組織みたいですがw
Ripple(RTXP)という武器を引っさげて
どの様に世界展開しているのかを少し紐解いていきたいと思います。
取り込んだ支援者たち
ここでは、まず『Ripple社』の支援者(出資者)たち、
そしてその先を考えてみたいと思います。
以前もちらっと出てきましたが、
Googleを始めいろんな出資者が『Ripple社』に出資しています。
『Ripple社』はベンチャー企業になります。
ベンチャー企業はざっくりですが基本的に、
やりたい事業を応援(出資)してくれる人(投資家)を探して、
自分たちのやりたい事業を進めていく企業です。
投資家たちはその事業を応援(出資)する代わりに
その企業の株を所持することができます。
そしてその企業が大成功したあかつきに
所持している株を出資した額よりも高く売るというのが目的です。
出資者たちが高くなった株を売る時というのが株式市場への上場になります。
現在のRipple社はまだ上場する前の企業なんです。
Ripple社はGoogleを始めとする出資者のためにも
必ず上場を果たさないといけません。
なので上場するため、出資者に恩を返すためにもw
Ripple(RTXP)を全世界に展開しようとしています。
世界侵略経路
世界をRipple(RTXP)で侵略するためには、まずはアメリカです。
まず、Ripple社の経営陣に
今までアメリカ政府の財務・外交関係の官僚だった人物が就いている点です。
また以前少し触れましたが、
『次世代の決済方法としてもっとも有力な候補』という評価も出しています。
アメリカでは、官民一体となって戦略的に動いている企業が4つあります。
インテル、マイクロソフト、シスコシステムズ、クアルコムという企業です。
全ての企業の共通点はインターネットのインフラを支えている企業です。
アメリカが世界的に展開する上での重要な企業として政府が考えているそうです。
そこに『決済』という分野で、Ripple社が上場したあかつきには
5番目の企業として政府が認める可能性があります。
アメリカは世界をリードするために常に最先端を行きたい国です。
個人的ですがアメリカはRipple(RTXP)を認めていく可能性が高いと感じます。
次に世界を侵略するためにはやはり中国です。
すでに出資者の中にも中国系の企業がいます。
ですが出資者としてよりも、利用者やマーケットメーカーとして
中国系の銀行や為替業者などを取り込むことがとても有効になります。
そこでRipple社は直接中国に乗り込むということではなく
まず、中国の取引相手として重要な国を攻め込みました。
それがオーストラリアです。
FXに詳しい方はご理解できると思いますが、
オーストラリアと中国というのはとても重要な関係です。
オーストラリアの最大手である4行の銀行のうち3行が
Ripple(RTXP)の採用を表明しています。
今後、オーストラリアからシンガポール、香港と駆け上がり
中国を攻め落としていくという戦略です。
アメリカ、中国という世界の上位銀行がRipple(RTXP)の採用を決めれば
Ripple(RTXP)の流動性というのは一気に高まります。
Ripple(RTXP)の流動性が高まれば『XRP』の流動性、価値が高まります。
アメリカ、中国がRipple(RTXP)に対してどの様に接していくのか、
今後の動きが注目されますね。
世界基準
出資者の企業はただお金を出すだけではありません。
出資者は出資した企業が成長するために協力もします。
Googleなどの出資者はRipple社と共に
Ripple(RTXP)をウェブ上での決済の世界基準にしようと協力しています。
W3C(World Wide Web Consortium)という
『Webの長期的成長を確かにするプロトコルやガイドラインの開発』を
目的としている団体に、Ripple(RTXP)を標準化させようと動いています。
Webの決済での世界基準になれば
それだけでもRipple(RTXP)の流動性は高まっていくと考えられます。
世界基準になればRipple(RTXP)を
採用してもらう上での十分なプレゼン材料にもなります。
この様に出資者の協力も得ながら、
Ripple(RTXP)を世界に普及させていく計画で動いています。
Ripple社の戦略はここに書いただけではないです。
ざっくり大きな戦略や動きだけ説明しましたので、
もっと詳しく知りたい方はぜひ調べてみてください。
XRPの真の価値
次は『XRP』に関して考えてみたいと思います。
ここまでお付き合いいただいた方には
もうお分かりかもしれませんが、
Ripple社は『XRPの価格上昇が利益』というのを目標に、
Ripple(RTXP)を広げているとおわかりでしょうか。
Ripple(RTXP)の利用者が増えると、
Ripple(RTXP)に流れる価値(時価総額)が増えます。
この価値はIOUとXRPとして流れているわけなんですが、
Ripple(RTXP)時価総額=IOU+XRPという式にはならないという事です。
XRPはRipple(RTXP)上で『絶対的価値』です。
IOUはRipple(RTXP)上で『価値が無くなるかもしれない価値』です。
『絶対的価値』であるXRPは
『価値が無くなるかもしれない価値』のIOUと同じ価値でなければいけません。
ですので
Ripple(RTXP)時価総額=IOU=XRPという式になります。
なのでRipple(RTXP)の利用者(時価総額)を増やせば
XRPの価値が上がるという事です。
さらにXRPは徐々にですが減って行きます。
結論
Ripple(RTXP)=XRPということになりますね。
一連のRIppleh補完計画にて、
Ripple(RTXP)の説明やXRPの役割や存在を書いてきましたが、
最終地点としては『XRPの価値』を書いてきたということになります。
最終章の最終章
最終章の最終章として総合的にまとめていきたいと思います。
Ripple補完計画全般言えることですが、
私の個人的な理解・意見なので参考程度にしてくださいw
鵜呑みにしないでくださいw
今後『XRP』は、
『あらゆる価値をつなげる、真の基軸通貨』になる可能性を感じます。
あらゆる価値とは
法定通貨を始め、仮想通貨、金(ゴールド)、株、債券などあらゆる金融商品、
また、IoTでつながったモノや人(情報、知識、能力、気持ち)まで、
ありとあらゆるすべての価値だと思います。
そんな全てがつながるわけないと思いますよねw
可能性としての話なのでw
ですがRipple(RTXP)の誕生が
今後の世界を変えていきそうなイメージはできると思います。
ざっくりですが身近なところでは
Ripple(RTXP)を採用している銀行の手数料が安くなる。
Ripple(RTXP)を採用している銀行と採用していない銀行に差が出る。
Ripple(RTXP)を採用している会社としてない会社の利益に差が出る。
Ripple(RTXP)を採用している会社の社員は給料が上がる。
給料が上がれば消費も増えて経済が良くなるw
すこし範囲を広げると
国がRipple(RTXP)を採用すれば、国家間の決済コストが減る。
コストが減れば税金の無駄が減る。
余った税金で他の事に税金が使える。(日本は無理かもw)など
また、
経済的、地政的に危機的状況な国などの国民は、
自国の通貨を持っていると価値が下がるので『XRP』を持つ。
とりあえず投資するなら、『XRP』を持つことから始めるwなど
考えれば考えるほどたくさん良いことが起きそうですw
『XRP』は現在存在しているあらゆる価値を潰す存在ではなく、
あらゆる価値が、上昇すればするほど比例して上昇する存在だと思います。
法定通貨は、各国の国民が使うため需要がありますし、
イーサリアムにはイーサリアムの使われるべき場所で使うなど
Ripple(RTXP)につながっているそれぞれの価値が上がれば
おのずと『XRP』の価値も上がっていくということです。
『XRP』を一言で言えば、感覚としては、法定通貨でも仮想通貨でもない
『新たな価値』とでも言ったらいいでしょうか。
表現が難しいですが、イメージとしてはそんな感じですw
『あらゆる価値を生かしてつなげていく価値という新たな価値』ですかね?w
難しいですw
そう考えると、
ビットコインやイーサリアムなどは
その能力や利点で今の価値が付いていますが、
その価値をつなげていく存在となると、
今の『XRP』の価値が安いのか高いのか
皆さんの考えで『XRP』を見てみるとおもしろいかと思います。
ちなみに今の価格は大体底のあたりだと個人的には思いますw
私自身はRipple社の最大利益である
『XRPの価格上昇』という船に乗りたいと思いますw
それが何年、何十年かかるかわかりませんがw
『XRP』はRipple社の株みたいな感覚になりそうですねw
今後も新たな情報や企業戦略など、どんどん出てくると思います。
もしあなたが『XRP』を所有するのであれば
そういう最新情報が出てくるのも一つの楽しみになるかもしれません。
こんなざっくりとした『Rippleだいたい補完計画』を
最後までおつきあい頂いた方々には感謝申し上げます。
ありがとうございました。
投資というのは投資家個人個人の考えや独自の方法など
絶対的な答えは無いと思います。
なので当記事で少しでも参考程度で良いので、
XRPやビットコインなどの仮想通貨について自分で調べたり、
理解をして、面白いと思うきっかけになればなと思います。
仮想通貨やXRPを面白いと思い、
仮想通貨所有者が増えれば、
流動性が生まれてもっと仮想通貨の価値が上がると思いますのでw
長くなりましたが、お付き合い頂きありがとうございました。
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