仮想通貨 入門編 Rippleとは? その4
仮想通貨 入門編 Rippleとは? その4
Ripple補完計画の第4弾になりました。
今回はやっと『XRP』にたどり着けそうですw
また、第1弾から読まないと話がつながらないところが
多々ありますので、ぜひ読まれてから今回を読んでいただけると幸いです。
☆Ripple補完計画☆
IoVの基軸
前回の最後にRipple(RTXP)の弱点(リスク)として、
『カウンターパーティーリスク』があるというお話から
つなげていきたいと思います。
前回の記事の中で
今現在、世界の常識として存在している銀行にも、
Ripple(RTXP)と同じ『カウンターパーティーリスク』があると書きました。
『IoVの世界』を作るためには、
この全世界共通の『カウンターパーティーリスク』を無くさなければいけません。
そこで生まれたのが『XRP』という『IoVの世界で共通の価値』です。
この『XRP』が存在することにより、
今の世界の弱点である『カウンターパーティーリスク』から、
世界中の人々を助ける救世主みたいなものですw
やっと『XRP』にたどり着いて嬉しいですw
XRPとは?
『XRP』の主な特徴や役割をまずはざっくりと上げていきたいと思います。
・Ripple(RTXP)上でのみ存在し、Ripple(RTXP)独自の価値(通貨)
・最大発行数は『1000億XRP』
・Ripple(RTXP)上での価値の送信時に手数料としてごくわずかなXRPが消滅していく
・価値を送信する時に中継(ハブ)する役割がある
ざっくりとこの4つが上げられます。
一つずつ紐解いていきたいと思います。
IoVの世界の絶対的価値(通貨)
ここでは、前回までの記事の答えがわかると思います。
『XRP』はRipple(RTXP)と共に存在する価値(通貨)です。
また、
『XRP』はRipple(RTXP)上にしか存在しない価値(通貨)です。
そして、
『XRP』とはRipple(RTXP)上の絶対的価値(通貨)です。
絶対的価値です。
『XRP』は『IOU』ではありません。
『XRP』の『IOU』はRipple(RTXP)上では存在しないということです。
『IOU』は発行元がいなくなれば、ただのデータクズ(無価値)になりますが、
Ripple(RTXP)が存在し続ける限り『XRP』は存在し続けます。
Ripple(RTXP)が存在し続ける限り『XRP』という『価値』は無くなりません。
『XRP』がRipple(RTXP)を利用する上での弱点をカバーするものになります。
もし仮に、あなたのリップルウォレットにIOUが大量にあるなら
そのIOUを『XRP』に変えればいいわけです。
あなたのリップルウォレットはRipple(RTXP)内にあります。
『XRP』もRipple(RTXP)内に存在しているものです。
あなたのリップルウォレットにIOUが無い限り
カウンターパーティーリスクが起きることはないということです。
すごいですねRipple(RTXP)ってw
IOUを無意味(送信しないのに)に所持をして
カウンターパーティーリスクが起きるのは、
Ripple(RTXP)の利用者の認識の無さからくるものです。自己責任です。
Ripple(RTXP)は何も悪くはありませんw
『ん?でもRipple(RTXP)が無くなったら
XRPがカウンターパーティーしちゃうじゃん』って思う方もいるかもです。
Ripple(RTXP)はインターネット上に存在してしまっているものです。
たとえ開発元の『Ripple社』が潰れようが無くなろうが、
世界からインターネットが無くならないなら
Ripple(RTXP)は存在し続けるということになります。
ネットが無くなったら多分
Ripple(RTXP)どうのって言ってる場合じゃないですw
それかインターネットよりも『次世代の何か』が
開発されたらまた話は変わってきますが。
少し角度を変えて見ると『XRP』というのは
『Ripple(RTXP)の価値』とも言えると思います。
ざっくりまとめると、
『XRP』はIoVの世界に無くてはならないものという事です。
1000億
この『1000億』というのが、『XRP』の上限になります。
ビットコインは2100万という上限で、
段々とマイニングされて2100万まで達していきますが、
『XRP』は最初から1000億XRPを発行してしまっています。
この項目では
『Ripple(RTXP)の性能?(表現が難しいですが)上、
最初からRipple(RTXP)上に1000億XRPが存在する』
というのを、覚えていただければ大丈夫です。
手数料と防犯機能
ここでは先ほどの『1000億』の項目とつながる部分が出てきます。
まず『XRP』の役割として、価値の送信の手数料があります。
これは送信者の所持しているXRPがごく微量(1円以下でほぼ無料)使用されます。
また、Ripple(RTXP)に負荷をかけるような輩(攻撃者)の利用時は
この手数料が高くなる設計がされています。
なので攻撃をすればするほどその人のXRPがどんどん消費される仕組みです。
普通の利用者には優しく(ほぼ無料)、
攻撃者には厳しく(手数料というか罰金)される設計です。
では、この手数料として使用された『XRP』は何処に行くのでしょうか?
まさか『Ripple社』の利益になっているのか?
『Ripple社』はそんなことしませんw
この手数料や罰金として使われた『XRP』は
Ripple(RTXP)上から永遠に消滅する設計になっています。
永遠に消滅??
そうです『消滅』します。
前回ちょこっと出てきました『Ripple Charts』に今の数量が表示されています。
『Total XRP』がざっくり約999億9600万XRPになっています。
1000億XRPから約400万XRPほど消滅しています。
送金の手数料や罰金の他に、リップルウォレットを作成した時や
与信設定を行った時などにもXRPは使用され消滅していくことになります。
罰金以外は『ほぼ無料』なので、
一般の利用者にとってはRipple(RTXP)の売りである低コストで送信できます。
ここで、『XRP』の価値が今後上がった場合
『ほぼ無料』ではなくなるのでは?という疑問が出ます。
ですが、開発元の『Ripple社』はRipple(RTXP)の
この低コストを永続的に維持する様に設計しているようです。
さすが『Ripple社』ですねw
ここで新たな疑問です。
『XRP』の消滅しきった後って
Ripple(RTXP)が機能しなくなるんじゃ無いの?』という疑問です。
かなりざっくりですが仮に、Ripple(RTXP)が登場した
2013年から2016年の4年間でさっきの消滅した『XRP』を割ってみますと、
1年間で100万XRP消滅しています。
1000億XRPを100万XRPで割ると、、、
かなりざっくりですが完全消滅まで10万年かかります、、、
多分、人類いませんねw
たとえ利用者が爆発的に増えて、消滅スピードが上がったとしても、
『低コスト維持機能』により調整されると思うので、
この疑問は気にしなくても大丈夫そうですw
この様に、『XRP』には
防犯や低コストを実現させる為の役割がある事がわかります。
中継通貨
『XRP』の主な役割としては、最後の項目です。
『XRP』は中継(ハブ)通貨と呼ばれる事があります。
『ハブ空港』ってありますよね。
海外に行く時に
『出発空港→ハブ空港→目的地空港』みたいな感じです。
ハブ空港があることにより、
効率よく飛行機を運航できて、
私たちは世界中を最短時間で旅行できる様になりました。
『XRP』はまさに『ハブ空港』と同じ役割です。
『出発価値(通貨)→XRP(ハブ通貨)→目的価値(通貨)』という感じです。
Ripple(RTXP)は価値をつなぐものとして存在していますが、
Ripple(RTXP)上に存在する価値とはIOUと『XRP』のみになります。
なのでイメージとしては、
『送信したいIOU→XRP→受け取りたいIOU』という様に使われます。
実は、前回の違うゲートウェイ同士のIOU送受信の間に挟まって
『XRP』をしれっと使ってましたw
このハブ通貨としての任務(役割)を授かった『XRP』ですが、
その任務を遂行するために、とてつもない能力たちを持っています。
その能力たちとは、、、
続きは次回にしたいと思います!
1記事が長くなるのはもう嫌なのでw申し訳ないですw
次回書きますが、
『その能力たち』=Ripple(RTXP)=IoVの世界
と言っても過言ではないかもしれません。
今回の一連のRipple補完計画は、
私の個人的理解、個人的なイメージとして書いていますので、
みなさんも、みなさん個人の理解やイメージを持つ事が大事と思います。
ここで書いている事を全て鵜呑みにするわけでは無く、
いろんな記事や情報を取り入れる事を強くお勧めします。
それでは、次回に続きます。
ご覧いただきありがとうございました。
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