仮想通貨 入門編 Rippleとは? その5
仮想通貨 入門編 Rippleとは? その5
Ripple補完計画も第5弾と長編になってしましましたが、
まだまだ続きそうですw
まだ、過去記事を読まれてない方は
お手数ですが是非読まれてから今回記事をお読みください。
☆Ripple補完計画☆
『XRP』の役割
前回記事にて役割としてざっくり
・防犯するが故の低コスト
・ハブ通貨
この2つが役割としてあると言いました。
『防犯するが故に低コスト』は前回記述しましたので省きます。
今回はハブ通貨として
『XRP』にはどんな能力があるのかをご説明したいと思います。
真の意味での価値をつなぐとは?
『XRP』の能力を書く前に、
まず、このRipple(RTXP)の原点を振り返る必要があります。
・Ripple(RTXP)は『IoVの世界』を目指している。
・価値と価値をつなぐものとして存在するもの。
『今でもインターネットで十分送金や決済できてるじゃん』と、
思われる方もいらっしゃるかと思われます。
『インターネットショッピングで買い物してクレジットカードで支払う』や、
『電子マネーをチャージして買い物をする』、
『法定通貨をビットコインに交換して海外に送金する』などなど。
今でも十分に『表面上』ではできているんです。
でもこれは表面上であり、中身ではつながっていないという事なんです。
昔に比べれば確かに便利になりましたし、
『今の状態』でもなにも文句は無いと思っている方もいると思います。
ですが、『IoVの世界』を実現するには今のままではダメなんです。
今の価値のつながっていない世界では、
銀行、クレジットカード、電子マネー、仮想通貨、その他価値があるものは、
それぞれ個別でのシステムやルールのもと、
取引履歴の保存、管理や独自のセキュリティなどを行なっています。
すべて別々で動いているものなんです。
その別々で動いているものを『無理やり』つなげている世界になります。
そして、この『無理やり』にする結果、コスト(手数料や労力)が発生します。
銀行だけでも世界中に何行あるんでしょうねw
今は『偽りのつながり』とでも言ったらいいんでしょうかw
呼び方はさておき、今の価値の世界では
各銀行、各クレジット会社、各証券会社、各電子マネー、各仮想通貨などなど、
各場所で各システム、各ルールで運営し、
その各々をつなげるのにコストがかかっていると覚えておいてください。
仲介役
この『偽りのIoVの世界』を『IoVの世界』に変えるために、
Ripple(RTXP)の『XRP』には仲介という能力を与えられました。
仲介です。
例を挙げるとしたら、
ヤフオクをイメージしてもらえば良いと思います。
顔も知らない出品者に先にお金を払うのって不安ですよね?
逆に出品者は先に商品を送ってしまったら、
顔も知らない購入者から代金が振り込まれるか心配しませんか?
そこで登場するのが、『第三者の仲介』です。
ヤフオクで例えると、
1.購入者は一旦ヤフオクに支払いを預ける。
2.出品者は購入者がヤフオクに支払い金を預けた事を確認して商品発送を行う。
3.商品到着を確認したらヤフオクが出品者に支払う。
かなりざっくりですが、手順としてはこういう手順です。
『ヤフオク』が『第三者の仲介』として機能しています。
ですが、
こういう三者間ではその仲介である第三者が信用できない場合が出てきます。
購入者からの支払いを持ち逃げしたら、信用が無くなります。
『仲介の役割』を自分で演じているだけであって、完璧には信用できないと思います。
ちなみにこの第三者の仲介のリスクを『サードパーティーリスク』と言います。
対してRipple(RTXP)の『XRP』は、
前項での
各々のシステムとシステムの間で使われることにより、
『サードパーティーリスク』は起こり得ないことになります。
なぜなら、
『XRP』はRipple(RTXP)内の唯一存在する絶対的価値だからです。
Ripple(RTXP)が無くならないと『XRP』は無くなりません。
現在の銀行などが使っている
各々のシステムはお互いを信用できないが為に、
コストをかけて、無理やりつながっていました。
ですが、Ripple(RTXP)の『XRP』という
この世の中で限りなく価値が無くならない可能性があるであろう存在の出現で、
信用できない者(既存のシステム達)同士が
信用できる物(XRP)に頼れる世界になったという事です。
従来、不可能だった事が可能にできる能力が『XRP』には備わっています。
あらゆる可能性
『XRP』のポテンシャルの凄さがお分かりいただけましたでしょうかw
ちなみに、この他のシステム同士をつなげる物を
『ILP(インター・レジャー・プロトコル)』といいます。
『ILP』はリップル社が開発をして、
Ripple(RTXP)内に取り込んだことにより『XRP』と融合して効果を発揮します。
その他、色々な機能を搭載していますが、難しいので諦めますw
この『ILP』の出現で、
今までバラバラだった価値を、全世界が共有できる世界になるということです。
現在での、SNSで上げた写真や、ニュース記事、ブログなどの
『あらゆる情報』を共有できるように、
『あらゆる価値』を共有できる世界になっていく可能性が出てきました。
これこそ『IoVの世界』、『価値がつながる世界』ですね。
ん〜考えれば考えるほどいろんな可能性が出てきますね。
ありとあらゆるビジネスも生まれそうです。
ですが、
Ripple(RTXP)を全世界に普及させる為には、
『Ripple社』の『頑張り』が必要不可欠です。
生かすも殺すも『Ripple社』次第ということですねw
なので次回は『Ripple社』が
Ripple(RTXP)や『XRP』をどのように生かしていくのか、
最大の目標は
『IoVの世界を作る』としても、その先に何を見据えているのか?など、
いろいろと、『勝手に』考察したいと思いますw
毎回書きますが、
一連の『Ripple補完計画』は、私の独断と偏見で書いていますw
皆さんにもぜひ、ご自分で『Ripple』とは何か?の答えを
自分なりに見つけることを強くおススメします。
友達や恋人と映画を見た後にそれぞれ感想が違うように、
それぞれの感想や、イメージ、意見を持つ事が
『投資』にとって大事だと思いますので、、、
まだまだ、続きます!
ぜひとも、次回もよろしくお願いします!
ご覧いただきありがとうございました。
☆入門編記事一覧☆
仮想通貨 入門編 Rippleとは? その4
仮想通貨 入門編 Rippleとは? その4
Ripple補完計画の第4弾になりました。
今回はやっと『XRP』にたどり着けそうですw
また、第1弾から読まないと話がつながらないところが
多々ありますので、ぜひ読まれてから今回を読んでいただけると幸いです。
☆Ripple補完計画☆
IoVの基軸
前回の最後にRipple(RTXP)の弱点(リスク)として、
『カウンターパーティーリスク』があるというお話から
つなげていきたいと思います。
前回の記事の中で
今現在、世界の常識として存在している銀行にも、
Ripple(RTXP)と同じ『カウンターパーティーリスク』があると書きました。
『IoVの世界』を作るためには、
この全世界共通の『カウンターパーティーリスク』を無くさなければいけません。
そこで生まれたのが『XRP』という『IoVの世界で共通の価値』です。
この『XRP』が存在することにより、
今の世界の弱点である『カウンターパーティーリスク』から、
世界中の人々を助ける救世主みたいなものですw
やっと『XRP』にたどり着いて嬉しいですw
XRPとは?
『XRP』の主な特徴や役割をまずはざっくりと上げていきたいと思います。
・Ripple(RTXP)上でのみ存在し、Ripple(RTXP)独自の価値(通貨)
・最大発行数は『1000億XRP』
・Ripple(RTXP)上での価値の送信時に手数料としてごくわずかなXRPが消滅していく
・価値を送信する時に中継(ハブ)する役割がある
ざっくりとこの4つが上げられます。
一つずつ紐解いていきたいと思います。
IoVの世界の絶対的価値(通貨)
ここでは、前回までの記事の答えがわかると思います。
『XRP』はRipple(RTXP)と共に存在する価値(通貨)です。
また、
『XRP』はRipple(RTXP)上にしか存在しない価値(通貨)です。
そして、
『XRP』とはRipple(RTXP)上の絶対的価値(通貨)です。
絶対的価値です。
『XRP』は『IOU』ではありません。
『XRP』の『IOU』はRipple(RTXP)上では存在しないということです。
『IOU』は発行元がいなくなれば、ただのデータクズ(無価値)になりますが、
Ripple(RTXP)が存在し続ける限り『XRP』は存在し続けます。
Ripple(RTXP)が存在し続ける限り『XRP』という『価値』は無くなりません。
『XRP』がRipple(RTXP)を利用する上での弱点をカバーするものになります。
もし仮に、あなたのリップルウォレットにIOUが大量にあるなら
そのIOUを『XRP』に変えればいいわけです。
あなたのリップルウォレットはRipple(RTXP)内にあります。
『XRP』もRipple(RTXP)内に存在しているものです。
あなたのリップルウォレットにIOUが無い限り
カウンターパーティーリスクが起きることはないということです。
すごいですねRipple(RTXP)ってw
IOUを無意味(送信しないのに)に所持をして
カウンターパーティーリスクが起きるのは、
Ripple(RTXP)の利用者の認識の無さからくるものです。自己責任です。
Ripple(RTXP)は何も悪くはありませんw
『ん?でもRipple(RTXP)が無くなったら
XRPがカウンターパーティーしちゃうじゃん』って思う方もいるかもです。
Ripple(RTXP)はインターネット上に存在してしまっているものです。
たとえ開発元の『Ripple社』が潰れようが無くなろうが、
世界からインターネットが無くならないなら
Ripple(RTXP)は存在し続けるということになります。
ネットが無くなったら多分
Ripple(RTXP)どうのって言ってる場合じゃないですw
それかインターネットよりも『次世代の何か』が
開発されたらまた話は変わってきますが。
少し角度を変えて見ると『XRP』というのは
『Ripple(RTXP)の価値』とも言えると思います。
ざっくりまとめると、
『XRP』はIoVの世界に無くてはならないものという事です。
1000億
この『1000億』というのが、『XRP』の上限になります。
ビットコインは2100万という上限で、
段々とマイニングされて2100万まで達していきますが、
『XRP』は最初から1000億XRPを発行してしまっています。
この項目では
『Ripple(RTXP)の性能?(表現が難しいですが)上、
最初からRipple(RTXP)上に1000億XRPが存在する』
というのを、覚えていただければ大丈夫です。
手数料と防犯機能
ここでは先ほどの『1000億』の項目とつながる部分が出てきます。
まず『XRP』の役割として、価値の送信の手数料があります。
これは送信者の所持しているXRPがごく微量(1円以下でほぼ無料)使用されます。
また、Ripple(RTXP)に負荷をかけるような輩(攻撃者)の利用時は
この手数料が高くなる設計がされています。
なので攻撃をすればするほどその人のXRPがどんどん消費される仕組みです。
普通の利用者には優しく(ほぼ無料)、
攻撃者には厳しく(手数料というか罰金)される設計です。
では、この手数料として使用された『XRP』は何処に行くのでしょうか?
まさか『Ripple社』の利益になっているのか?
『Ripple社』はそんなことしませんw
この手数料や罰金として使われた『XRP』は
Ripple(RTXP)上から永遠に消滅する設計になっています。
永遠に消滅??
そうです『消滅』します。
前回ちょこっと出てきました『Ripple Charts』に今の数量が表示されています。
『Total XRP』がざっくり約999億9600万XRPになっています。
1000億XRPから約400万XRPほど消滅しています。
送金の手数料や罰金の他に、リップルウォレットを作成した時や
与信設定を行った時などにもXRPは使用され消滅していくことになります。
罰金以外は『ほぼ無料』なので、
一般の利用者にとってはRipple(RTXP)の売りである低コストで送信できます。
ここで、『XRP』の価値が今後上がった場合
『ほぼ無料』ではなくなるのでは?という疑問が出ます。
ですが、開発元の『Ripple社』はRipple(RTXP)の
この低コストを永続的に維持する様に設計しているようです。
さすが『Ripple社』ですねw
ここで新たな疑問です。
『XRP』の消滅しきった後って
Ripple(RTXP)が機能しなくなるんじゃ無いの?』という疑問です。
かなりざっくりですが仮に、Ripple(RTXP)が登場した
2013年から2016年の4年間でさっきの消滅した『XRP』を割ってみますと、
1年間で100万XRP消滅しています。
1000億XRPを100万XRPで割ると、、、
かなりざっくりですが完全消滅まで10万年かかります、、、
多分、人類いませんねw
たとえ利用者が爆発的に増えて、消滅スピードが上がったとしても、
『低コスト維持機能』により調整されると思うので、
この疑問は気にしなくても大丈夫そうですw
この様に、『XRP』には
防犯や低コストを実現させる為の役割がある事がわかります。
中継通貨
『XRP』の主な役割としては、最後の項目です。
『XRP』は中継(ハブ)通貨と呼ばれる事があります。
『ハブ空港』ってありますよね。
海外に行く時に
『出発空港→ハブ空港→目的地空港』みたいな感じです。
ハブ空港があることにより、
効率よく飛行機を運航できて、
私たちは世界中を最短時間で旅行できる様になりました。
『XRP』はまさに『ハブ空港』と同じ役割です。
『出発価値(通貨)→XRP(ハブ通貨)→目的価値(通貨)』という感じです。
Ripple(RTXP)は価値をつなぐものとして存在していますが、
Ripple(RTXP)上に存在する価値とはIOUと『XRP』のみになります。
なのでイメージとしては、
『送信したいIOU→XRP→受け取りたいIOU』という様に使われます。
実は、前回の違うゲートウェイ同士のIOU送受信の間に挟まって
『XRP』をしれっと使ってましたw
このハブ通貨としての任務(役割)を授かった『XRP』ですが、
その任務を遂行するために、とてつもない能力たちを持っています。
その能力たちとは、、、
続きは次回にしたいと思います!
1記事が長くなるのはもう嫌なのでw申し訳ないですw
次回書きますが、
『その能力たち』=Ripple(RTXP)=IoVの世界
と言っても過言ではないかもしれません。
今回の一連のRipple補完計画は、
私の個人的理解、個人的なイメージとして書いていますので、
みなさんも、みなさん個人の理解やイメージを持つ事が大事と思います。
ここで書いている事を全て鵜呑みにするわけでは無く、
いろんな記事や情報を取り入れる事を強くお勧めします。
それでは、次回に続きます。
ご覧いただきありがとうございました。
☆入門編記事一覧☆
仮想通貨 入門編 Rippleとは? その3
仮想通貨 入門編 Rippleとは? その3
Ripple補完計画の第3弾になります。
前回記事を読まないとつながらない所がありますので、
ぜひ前回記事を読んでから、今回記事をお読みください。
☆第一弾☆
☆第二弾☆
与信設定
この『与信設定』というのは、前回記述しました『IOU』と密接に関係しています。
まず、『与信』という言葉から紐解いていきます。
『与信』とは信用を与えるという意味です。
誰が誰に?と思われる方がいると思います。
これは
『貸し手が借り手に与信をする』ということです。
Ripple(RTXP)上での貸し手とは、私たちのことになります。
そして、借り手とはゲートウェイの事を指します。
私たちはゲートウェイに入金(貸す)することによりゲートウェイは、
私たちにIOU(証明書)を発行(借りる)するという状態になります。
そこで、私たちはお金を貸すゲートウェイを信用しなければいけません。
それが『与信設定』ということになります。
Mr.Rippleの記事で『対応通貨設定』とありましたが
それが『与信設定』にあたります。名称を変えているだけです。
具体的な流れとして、簡略化してご説明します。
・Mr.Rippleでアカウント作成
・作成と同時にJPY(日本円)は与信設定済み
・JPY(日本円)をMr.Rippleに入金(貸す)
・Mr.RippleからJPY(Mr.Ripple)というIOU(借用証書)が送られる
という流れになります。
『JPY(Mr.Ripple)』がMr.Rippleが発行している『日本円のIOU』になります。
仮に『¥10,000』入金(貸し)したら『10,000JPY(Mr.Ripple)』と
私たちのゲートウェイのアカウントに反映されます。
逆を考えます、
この『10,000JPY(Mr.Ripple)』をMr.Rippleに返却したらどうなるでしょうか。
返却したら『¥10,000』として出金(返済)されるということです。
次は実用的に考えます。
あなたが、沖縄に住んでおり、北海道の友人に¥10000を送金したいと思います。
あなたはRipple(RTXP)を利用しているが、友人は利用していない場合、
諦めて銀行振込を行なってください。
では、あなたも友人もRipple(RTXP)なおかつMr.Rippleを利用している場合
あなたは
10,000JPY(Mr.Ripple)を友人の『r』から始まる
10,000JPY(Mr.Ripple)が反映されます。
友人はその10,000JPY(Mr.Ripple)をMr.Rippleへ返却しました。
10,000JPY(Mr.Ripple)というIOUを返却されたMr.Rippleは
友人の指定された銀行口座に¥10,000を出金(返済)しました。
これで無事沖縄から北海道へ¥10,000を送金できました。
こういう流れになります。
これがIOU(借用証書)を使った送金(決済)の基本形です。
明らかに銀行振込よりも手間とコストが低いです。
これが例え何千キロ何万キロ離れていようが、
ブラジルだろうが、フランスだろうが
インターネット環境があれば全く同じことが可能です。
送信は数秒で手数料は微量のXRPだけです。
ここで少し応用というか、ひねって考えてみます。
あなたはRipple(RTXP)を利用し、ゲートウェイとしてMr.Rippleを利用しています。
ですが友人はRipple(RTXP)を利用していますが
ゲートウェイとして東京JPY発行所を利用しているとします。
あなたはRipple(RTXP)を利用し、友人に10,000JPY(Mr.Ripple)を送金したいです。
ですが、友人は東京JPY発行所を使用しているので、
『TokyoJPYというIOU』が必要になります。
ここで、あなたは10,000JPY(Mr.Ripple)を
『10,000JPY(Mr.Ripple)分のXRP』に交換をして、友人に送信しました。
すると友人のリップルウォレットに、
『10,000JPY(Mr.Ripple)分のXRP』が反映されます。
その友人は、
『10,000JPY(Mr.Ripple)分のXRP』を
『10,000JPY(Mr.Ripple)分のXRP分のTokyoJPY』に交換しました。
TokyoJPYを手に入れた友人は無事、東京JPY発行所から出金できました。
ここで、『なるほど!』と思った方は、IOUに関して十分理解できたと思います。
例として『Mr.Ripple』と『東京JPY発行所』を上げましたが、
実際には、今からRipple(RTXP)を利用するには
日本語でのサポート等を考えると
一度『Mr.Ripple』でリップルウォレットを作成して、
東京JPY発行所でアカウント作成をする際に
『Mr.Ripple』で作成したリップルウォレットを登録するという形になります。
先ほどの違うゲートウェイ間のやりとりの中で
『 なんで同じ日本円なのに、一度XRPに交換しないといけないのか??』
という疑問を私は最初思いましたwさっぱりでしたw
ここに出できた
・JPY(Mr.Ripple)
・TokyoJPY
この二つは日本円(JPY)ではありません。
それぞれMr.Rippleが発行したIOUと東京JPY発行所が発行したIOUです。
ただの借用証書なだけです。
発行元に返却することにより貸していた日本円(JPY)が返ってきます。
それが、アメリカ人ならアメリカのゲートウェイを使用し、
USDを各ゲートウェイから発行された『USDのIOU』を使用して、
送受信が行うことができます。
まとめると、
『各ゲートウェイ(世界中のRipple(RTXP)に接続されている所)が
法定通貨(JPYやUSDなど)や仮想通貨(BTCやETHなど)の
IOUを独自に発行し、私たちはそのIOUを使用して
Ripple(RTXP)というプロトコル上で送受信(場合によりXRPを間に挟み)をして
私たちは各々の目的を果たしていく。』
ということになります。
そしてこれがRipple(RTXP)の『価値をつなぐ』為の約束事であり、
私たちがRipple(RTXP)を利用する方法ということになります。
ここで、前回記事の『公開鍵と秘密鍵』の最後に
『例え、ゲートウェイがGox(破綻や蒸発)したとしても、
あなたのリップルウォレットはRipple(RTXP)上に存在してるので
無くなることはないが、、、』
『、、、』の先に、ゲートウェイがGoxすることにより
あなたのリップルウォレットにある
『Goxしたゲートウェイが発行したIOU(借用証書)は無価値になる』
ということです。
これが、前回記事の『I owe you.』の項目の最後に出た、
『カウンターパーティーリスク』という事です。
お金(価値)を貸している相手(ゲートウェイ)がいなくなるということです。
これこそがRipple(RTXP)の弱点というかリスクになります。
このゲートウェイは何かに似てませんか?
一般的な銀行の様な性質(私たちから見ると)を持っています。
銀行はお金を誰か(個人や会社)に貸し付けて、
その利息というのが主な収入源になります。
しかもその貸し付けるお金は、私たち預金者(利用者)のお金です。
預けた(集めた)お金が、無断で誰かに貸し付けられています。
仮に貸し付けたそのお金が、帰ってこなかったら?(カウンターパーティーリスク)
銀行のお金(私たちが預けたお金)がなくなって、潰れていきます。
お金(価値)を預けた銀行が潰れると、
あなたの資産はなくなります。(カウンターパーティーリスク)
日本ではペイオフ制度があるので、全て無くなることはありませんが、
他の国の中には、そんな制度もなく泣き寝入りして終わりです。
ましてや、信用できる銀行なんて無い国もあります。
私たち日本人にはあまり気付きにくいですが、
銀行にもカウンターパーティーリスクの可能性があるということです。
対して、Ripple(RTXP)のゲートウェイは
あなたのお金(価値)を預かるのではなく(表面上は預ける様に見えますが)
借りて、その証明のIOUをあなたに渡します。
なのであなたがそのゲートウェイを信じて(与信)
貸すか貸さないか決めれるということです。
ゲートウェイ自身は、基本的に私たちの
入出金手数料、IOUでの売買手数料等で利益を上げています。
Ripple(RTXP)利用者が増えれば、ゲートウェイの利益も上がります。
なので、私たちが貸したお金(価値)を
銀行の様に勝手に誰かに貸されることがないということになります。
さらにゲートウェイがどれだけIOUを発行しているのか誰でも見ることができます。
『Ripple Charts』という物です。
ここでは、
Ripple(RTXP)を利用していなくても、
『リップルウォレットの公開鍵』を検索すれば
その持ち主の残高が確認できる様になっています。
『Mr.Rippleの公開鍵』を検索してみました。
赤枠に『JPY』が表示されていますが、マイナスになっています。
これは『約1億5千万円分のIOU』が発行されているということです。
1億5千万円分のお金(価値)が与信されているということにもなります。
この様に、誰のものか特定できる公開鍵があれば
誰がどれだけお金(価値)を持っているのか、
また、誰が誰にいくら送ったまで全てわかるということです。
銀行なんかよりよっぽど透明性がありますよね。
『与信設定』を行うのは、
ちゃんと信用できる所(相手)を見極めることが大事になります。
今後、『リップル社』の思惑どうりに世界中がRipple(RTXP)を利用し始めた時、
この『与信設定』というのがとても大事になります。
相手を見極めず『与信設定』をしていたら、
『カウンターパーティーリスク』が世界中で続出する可能性があります。
これでは、Ripple(RTXP)自体の信用が成り立たず、
誰もRipple(RTXP)を利用したがりません。
『IoV』の世界を作りたいのに、、、
根本はお金(価値)をつなぐのが目的なので、
・保管・管理を行う目的ではないという事
・必要な時に必要な分だけゲートウェイにIOUを発行させ、
IOUを持ち過ぎないという事
この2点を肝に銘じる必要があります。
ですが、
信用(保険的な安心)がないと誰も使わないのは目に見えています。
そこは、開発元の『Ripple社』もバカではありませんw
その危機的状況を打破する物がRipple(RTXP)には存在します。
その存在こそが、
現在の銀行を上回る機能、仕組みであり
現在の金融(銀行)システムを書き換えてしまうような物という事です。
おさらい
ここで前回と今回の内容を、ざっくりですが一度おさらいします。
・ビットコインの様にブロックチェーンが使われているが、
合意作業が『PoW』ではなく、『特定の承認者制度』の為
合意作業が数秒で終わる。(送信が数秒で完了)
・合意作業は現在『Ripple社』がほとんどを行なっているが、
今後Ripple(RTXP)を利用する人々が行なっていく予定。
・Ripple(RTXP)はIOU(借用証書)を利用して価値の送受信を行う。
・Ripple(RTXP)を利用するにはゲートウェイで
『リップルウォレット』を作成しないと始まらない。
秘密鍵は絶対他人に漏らさない・無くさない事が鉄則
・誰でも(Ripple(RTXP)を利用していなくても)IOUを誰がどれだけ発行して、
どれだけ所持しているのか、また、誰が誰にどれだけ送って
受け取ったかを『公開鍵』で見る事ができる。
・Ripple(RTXP)を利用する上でのリスク(弱点)は『カウンターパーティーリスク』
・リスク(弱点)を最小限に抑えるには
『Ripple(RTXP)は価値の送受信が目的』という事を忘れず、
与信する相手を見極め、IOUの大量の所持などを行わない。
・Ripple(RTXP)のリスク(弱点)をカバーする為の物が存在する
そしてその存在が世界を変えてしまうかもしれないw
Ripple補完計画第2・3弾はかなり長編になってしまいました(^◇^;)
お付き合い頂き本当にありがとうございます。
Ripple(RTXP)に関して正しいイメージをお伝えしたいがために
あまりにも長くなりすぎました。すいません。
次こそは『XRP』を中心に書きたいと思います!
前回も書きましたが、
天才エンジニアたちが作ったRipple(RTXP)を
高卒の私が完璧に解読するのは不可能でした。
なので、ここで書いた内容が全てではありません。
私自身もまだまだ勉強不足なので、勉強しないといけませんが
みなさんもそれぞれで勉強して、
仮想通貨の正しい知識・認識・将来性・可能性などを見つけてもらえればと思います。
そのきっかけとしてこのブログが、みなさんのお役に立てられれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。
次回に続きます。
☆入門編記事一覧☆
仮想通貨 入門編 Rippleとは? その2
仮想通貨 入門編 Rippleとは? その2
Ripple補完計画の第2弾となりました。
ぜひ第1弾からお読みになってください。
☆第1弾☆
第1弾では、
Ripple=IoV=価値(お金)のつながり=送金(決済)のプロトコル=RTXP=Ripple
という流れというか、根本のお話をさせていただきました。
今回は、
実際のところRippleってどういう物?
どうゆうプロトコルなの?
っていうところからいきたいと思います。
この第2弾は、かなり長くなってしまいました。
途中で休憩を入れながら読んでいただく事をおススメしますw
英知の結集
『旧時代の通貨はもはや信用を失いつつある。今現在世の中で一体何が起きているのか、仮にあなたがリバタリアン(完全自由主義者)でなくとも容易に分かるだろう。ゴールド(金)は助けにはなりえない。喪われれた通貨の信用をもう一度よみがえらせるためには、数学的に構築された新機軸の通貨こそが必要なのだ』
これは、第1弾で登場したRipple(RTXP)を開発した一人である、
クリス・ラーセンさんが言った言葉です。
こんな事を言えるような天才エンジニア達が作った『Ripple(RTXP)』を
高卒の私が、完璧に解読できるわけありませんでしたw
ざっくりと、プロトコルは伝達の方法や約束事という事で、
『Ripple(RTXP)』内のルール的な感じで、覚えてもらったらと思います。
ブロックチェーンの使用
まずは、仮想通貨的に馴染み深いものから行こうと思いますw
Ripple(RTXP)にももちろん、ブロックチェーンが使用されています。
しかし、ビットコインとは取引の合意方法に違いがあります。
ビットコインの場合、Proof-of-Work(PoW)という方法です。
この方法により、世界はビットコインラッシュ(ゴールドラッシュ的な)となり
世界にビットコインの価値を知らしめた方法ですw
対してRipple(RTXP)は、独自に開発された取引の合意方法です。
特定の(結託して不正を行わないと認められた)承認者のみが
取引の合意をできる(簡単にいうと多数決)仕組みです。
この承認者(人ではなく承認を行うサーバー)は現在ほとんどがRipple社なんです。
これだけだとなんか中央集権っぽいですよね。
ビットコインでは、全世界の人が参加できて(しようと思えばw)
マイニングとしてこの取引の合意を行い報酬をもらえる。
対してRipple(RTXP)は承認者だけ合意作業を行うが報酬は無し。
この報酬が無いという所がゆくゆくを見据えた『Ripple社』の狙いです。
今は『Ripple社』がその取引の合意作業のほとんどを行なっていますが、
ゆくゆく国際的にRipple(RTXP)が広まってきた時に、
外部の承認者にどんどんまかせていく計画です。
『でも、無報酬じゃ誰もやらないじゃん、、、』と思いますが、
Ripple(RTXP)を使いたい、使わないと困る人や会社、国が出てきます。
『じゃあ困るならみんな取引の合意作業手伝ってよ』というのが
Ripple社の最終的な狙いになります。(現在ではマイクロソフトなどが参加してます)
やがて承認者にRipple社がいなくなり、
本当の『非中央集権』の世界がやってくるというのが筋書きになります。
この『特定の承認者制度』を行うことにより、
ビットコインよりも早く(1回の合意作業が数秒)、
ビットコインよりもコストが低くなります。(わずかなXRPを払うだけ)
ビットコインのように、
送信に10分(実際もっとかかる時もありますが)もかからないし、
合意作業のマイニングの消費電力もかからないし、
電力が安い国が有利になることもない、
とてもエコで平等なRipple(RTXP)ということがわかりますw
個人的にはビットコインを否定しているわけではないです。
PoWの方がコストはかかりますが、不正など不可能です。
この『特定の承認者制度』も良いところもありますが、
悪いところもあります。(尺の関係と説明が難しい為割愛します)
ビットコインの弟的な感じで『Ripple』を考えています。
弟の方が出来が良いパターンもありますしw
兄と弟それぞれ長所も短所もあるということです。
I owe you.
『私はあなたに借りがある』
次にご説明する項目は、
Ripple(RTXP)の最大の武器でも有り、最大の弱点でもある所になります。
このRipple(RTXP)を利用するにあたってとても重要な物だと私は思っています。
IOU(I owe you.)・・・借用証書
Ripple(RTXP)では『IOU』という借用証書を使って価値の送受信を行います。
正直『IOU』なんて普段使わない言葉なのでピンとこないですね。
ある日、あなたは友人のAさんとBさんとの3人で
自動販売機でジュースを買おうとしました。
すると、Aさんが『今5000円札しか無いから後で返すから払っといて』と言いました。
あなたは、『わかった、後で返してね』と言います。
すると次は横から、Bさんがあなたに
『こないだ貸した100円返して』と、思い出したように言いました。
しかし、あなたの財布には
自分のジュースとAさんのジュースの分の200円しか有りませんでした。
ここであなたはひらめきます。
あなたはまず、『AさんがBさんに後で100円返しといて』とAさんに言いました。
次にあなたは、『とりあえず今は自分の分を買ったら?
AさんがBさんに後で100円返すから』とBさんに言いました。
それを言われた二人は『わかった』と承諾し、
あなたは、
Aさんには『後払いでBさんに払う予定の100円で買ったジュース』を渡し、
Bさんには『Bさん本人が買ったジュース』を渡しました。
この時点で、 あなた的には『あなたからBさんへの負債』を
『AさんからBさんの負債』へと平和的に解決させましたw
この移り変わった負債こそが『IOU』の意味であり、
移り変わらせたやりとり(取引)こそ、『IOUを使った取引』になります。
少額なら普段でもよくあると思います。
『後で返すから〜』的なノリで結局忘れちゃいますけどw
あなたは見事負債0になりました。
一方、AさんはBさんに100円の負債ができました。
そして、Bさんの貸し分は依然変わりません。
ここで口約束がもう嫌だと感じたBさんはAさんにこう言いました。
『負債を証明できるものを作って、私に預けなさい。』
Aさんは100円ごときでめんどくさいなぁと思いながら、
『わかった、紙に書いたものを渡すよ』
と言って、手帳の端を少し破り、『¥100 Aの負債』と書いてBさんに渡しました。
渡されたBさんは、Aさんに
『この証明書を私が持っている限りあなたの負債は消えないからな』
続けてこう言いました、
『この証明書が欲しければ100円を持ってくるか、100円分の働きをしろ』と。
Aさんは恐怖を覚え、急いでコンビニへ両替に行き、
100円でその証明書を買い取りました。
この『証明書』こそが『IOU』です。
借り手が貸し手との条件を書き込んだ
独自の通貨(証明書)を発行して貸し手に渡します。
その証明書を無効化するには、条件通りの額で買い取るか、働くか、
それは二人でおまかせしますw
ここでは3人でのIOU取引の例ですが
もっと人が増え、複雑なやりとりになればなるほど、
IOUというものが便利になると思いませんか?
借り手と貸し手が入り乱れれば乱れるほどIOUは本領を発揮する。
貸し手は証明書の管理をして、借り手が証明書を買い取るもしくは
その価値分の働きをするのを待つ、そしてたまに取り立てるw
借り手は貸し手に後いくら返せば良いかを聞けばすぐに確認できる。
ですが、ここで落とし穴があることにお気づきでしょうか。
先ほどAさんはBさんの恐怖的な取り立てによりすぐに100円を返しました。
ですが、この取り立てに屈せず、『今度返すから』の一言を残し、
音信不通になるとどうでしょう。
Bさんの持っている証明書はただの『手帳の切れ端』なので紙くず同然です。
これが俗にいう『カウンターパーティーリスク』です。
取引相手がいなくなる可能性があるということです。
これが基本的な『IOU』の武器と弱点です。
ですが実は、この弱点を『あるもの』が克服してくれるんです。
リップルネットワークの入り口
弱点克服の奥義は少し後回しにしたいと思います。
ちょっとここで実際のRipple(RTXP)の利用を進めてみたいと思います。
Ripple(RTXP)を利用するにあたってまず、
リップルウォレットを作成しなくてはいけません。
そこでゲートウェイという言葉が出てきます。
ゲートウェイとはRipple(RTXP)を
利用するための入り口みたいな所です。
価値(お金)のプロトコル=Ripple(RTXP)を使用するには
そのプロトコルに価値(お金)を保管しないといけませんよね?
そのプロトコル上に自分の価値(お金)が無いと意味がないですよね?
自分の価値(お金)をRipple(RTXP)に利用させるために、
一度、自分の価値(お金)が通らないといけない場所がゲートウェイになります。
日本人なら日本円、アメリカ人なら米ドルを持ってますが
そのお金をゲートウェイに通さないと
最先端のRipple(RTXP)を利用できないということです。
また、
その最先端のRipple(RTXP)で価値(お金)を安全に保管する物が
『リップルウォレット』になります。
その最先端のRipple(RTXP)を利用するために通らないといけない
ゲートウェイの一つが以前ご紹介した、『Mr.Ripple』になります。
日本人が日本円を最先端のRipple(RTXP)上で利用するには、
現在の国内では『Mr.Ripple』と『東京JPY発行所』の2つしかありません。
そして、
『Mr.Ripple』は『ゲートウェイ』としての機能と
自分の『リップルウォレット』を持てる場所としては国内で唯一になります。
それが
私が『Mr.Ripple』をオススメする理由になります。
東京JPY発行所を通してもRipple(RTXP)は一応使用はできますが、
『自分のリップルウォレット』は持つことはできません。
この『自分のリップルウォレット』というのが、
Ripple(RTXP)では重要になってきます。
この重要というのは今後の記事で段々分かってくると思います。
公開鍵と秘密鍵
みなさんがRipple(RTXP)を利用するにあたって、
『リップルウォレット』には2つの鍵があります。
一つは公開鍵(リップルアドレス)
これは頭文字が『r』から始まるアドレスです。
もう一つは秘密鍵(シークレットキー)です。
これは頭文字が『s』から始まるものです。
このシークレットキーは決して他人に見せてはいけないものです。
そして絶対に無くしてはいけないものです。
このシークレットキーがRipple(RTXP)を利用する上で重要な物になります。
『シークレトキー=あなたの財産』といっても過言ではないですw
なぜなら、
Ripple(RTXP)上に作られた『リップルウォレット』は
例え、Mr.RippleがGox(破綻や蒸発)したとしても
Ripple(RTXP)上に作られたものなので、
『シークレットキー』があれば
他のリップルウォレット機能を有したゲートウェイ等で復元できます。
国内では現在『Mr.Ripple』しか
海外にはありますので『自分のリップルウォレット』は無くなりません。
『リップルウォレット』は無くならないんですが、、、
この『、、、』の先を次でご説明します。
と思ったのですが、この続きは次回にさせていただきます。
『XRP』、、、
ちょっとだけ出しましたw
『XRP』まではあと2、3記事かかるかもしれませんw
最後までお付き合いしていただけましたら幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。
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仮想通貨 入門編 Rippleとは?
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今回『Ripple』を解説、解読するために
様々な資料、記事などを読み漁り、私なりにまとめましたので、
配信したいと思います。
技術的な資料が多く、そういう知識がほとんど無い方にも
イメージとして理解してもらうにはどうすれば良いか考えに考えました。
ほんと伝えることの難しさを痛感しましたw
伝わりにくい所も多々あるとは思いますが
どうぞ長くなりますが、最後までお付き合いくださいw
あ、その前にまずビットコインの基本的な所をわからないと
難しいと思いますので、他のサイトにはなりますがリンク貼っておきます。
この記事はとってもわかりやすいです。
Rippleの正体
始めに『Ripple』の正体を明かしたいと思います。
正体というか最終形態ですね。
どんな目的でこの世に出てきたのかということです。
ざっくり言いますと、
『世界中のあらゆる価値を、Eメールの様に簡単かつ早く送信するもの』
すごいざっくりですが、こんな感じですw
私の世代(2、30代)にとっては、
物心ついた頃には『Eメール』って有りましたよね?
でも、私たちの大先輩たちの頃には『Eメール』なんて無かったと思います。
紙に文字を書いて、切手を貼って、郵便局に持って行って、郵便局員が相手に届ける。
こんな感じで当時は、メッセージ(情報)を届けるというには
時間と手間がかかっていたと思います。
そこで、インターネットが段々と発達したのに伴い
『手紙をインターネットで送ったら便利じゃね?』
ってことで作られたと思います。(すいません詳しくは分かりませんがw)
インターネット上で手紙を送るために、作られたのが
『SMTP、POP、IMAP、HTTP』といわれるものです。
この4つの共通点で、一番最後の『P』というのが『プロトコル』と言います。
この『プロトコル』は技術上の約束事や伝達方法という意味です。
この4つのプロトコルは手紙(情報)を送るための、約束事や方法だということです。
今やEメールというのは当たり前に使っていますが、
誰かがメールを受信して、管理して、送っているわけじゃ無いですよね?
Eメールの全世界の郵便局的なものは無いですよね?
このプロトコルというのは、誰のものでも無いということです。
そこで、この『Ripple』に戻りますが、
手紙(情報)はEメールのプロトコルがあるから、全世界に送信できるが
価値(お金)を送るプロトコルが発明されていないと考えたのが、
Ryan Fugger(ライアン・フッガー)さんです。
2004年にライアンさんが発表したものです。(もちろん全部英文ですw)
http://archive.ripple-project.org/decentralizedcurrency.pdf
2004年なので、かの有名な
『satosi nakamoto』先生wの論文の前ということになります。
ですが、まだこの発表=『Ripple』という事ではありません。
月日は流れ2012年8月、
ライアンさんは2004年の発表を元に頑張ってきましたが、
Chris Larsen(クリス・ラーセン)さん率いるチームに、
Rippleプロジェクトを託しました。
このクリスさんは
2011年に、ビットコインの技術を
応用した『コンセンサス・アルゴリズム』なる物を考案した、
Jed McCaleb(ジェド・マケーレブ)さんのチームに参加していました。
ちなみにこのジェドさんは『Mt.Gox』の創設者です。
創設者であって、『Goxさせた』人では無いですw
ライアンさんからRippleプロジェクトを引き継いだクリスさんは、
2012年9月にジェドさんらと共に『OpenCoin Inc.』を設立すると共に、
ライアンさんが考えた物とジェドさんが考えた物を合体させて、
『Ripple Transaction Protocol(RTXP)』という
価値(お金)を送受信するためのプロトコルの開発を始めました。
この時点ではまだ開発段階ですので、世には出回っていません。
来たる2013年9月『OpenCoin Inc.』は社名を改め
『Ripple Labs Inc.』として、
『RippledとRippleClientのリファレンス実装をISCライセンスで公開』(Wikipediaより)
この時、
『RTXP』が世に出た時だと思われます。(明確な記事が見つかりませんでした (^◇^;))
それからは、
2015年に『Ripple Labs Inc.』は『Ripple Inc.』へと社名を変更し、
リップルネットワークという名前で、『RTXP』は世界で知られています。
『価値(お金)を送金するプロトコル=RTXP=リップルネットワーク=Ripple』
ということです。
Ripple社は、『IoV(Internet of Value)』『価値のインターネット』というものを
世界中に広げようとしている会社です。
このRipple社は『Ripple(RTXP)』を開発した会社であって、
『Ripple(RTXP)』を支配・管理(これをしてしまうとプロトコルではないです)
しているわけではありません。
世界に『価値のインターネット』を広めるために、
自社で開発した『Ripple(RTXP)』を全世界に使ってもらおうとしているだけです。
あのGoogleもRipple社に出資しています。
でも、なぜRipple社にこんなにもすごい出資者たちがいるのかということです。
RTXPのすごさ
まず、『価値のインターネット』なるものを理解しないといけません。
現在このようにブログなど書いて世界へ発信(送信)できているのは、
『IoT(Internet of Things)』『モノのインターネット』というものが、
開発され、発信され、普及した結果ということです。
この『モノ』というのは、ざっくりいうと
みなさんが使っているパソコンや携帯電話ということです。
パソコンとパソコン、携帯と携帯、パソコンと携帯のように、
物と物がつながっているということが、
『IoT』という言葉のざっくりですが意味になります。
次は『価値』です。
ここでの『価値』は、有名なところで言えば『お金』になります。
『価値』を測る時にとても便利な『お金』です。
今ありとあらゆるものに『価値』として『お金』で測られています。
人の命や能力でさえ『お金』で測られてます。
この『価値』を『モノ』のようにつなげるのが
『IoV(Internet of Value)』になります。
日本円が米ドルやユーロとつながったら凄くないですか?
仮に日本から日本円を、アメリカにドルで送金する時、
換金(両替)せずに日本円がドルになって相手に届く(つながる)んですよ?
今パソコンと携帯がつながっているように、
日本円とドル、日本円とユーロ、日本円と中国元など
さまざまなパターンで通貨同士がつながる世界をつくるのが
『IoV(Internet of Value)』『価値のインターネット』です。
多分ピンときてない方が、多々いると思います。
私も最初はさっぱりでした。
今現在でもインターネットバンキングやビットコインなどで
お金を送金(決済)できるじゃないかと。
ここで、手紙(情報)を思い出してください。
Eメールができる前、
手紙を書いて、切手を貼って、郵便局(ポスト)に持って行って、
郵便局員が仕分けをして、郵便局員が自転車やバイクや自動車で配達する。
かなりのコスト(労力や時間)がかかってますよね。
それが、電報や電話、Eメールへと手紙(情報)の伝達方法は飛躍的に進歩しました。
パソコンや携帯、メールアドレスがあればコストなんてほとんどかかりません。
価値(お金)は今どうですか?
現金を銀行に持っていき、手数料を払って、銀行員が処理手続をして、
指定の銀行口座に振り込んで、振り込まれた人は手数料を払ってATMから引き出す。
海外に送金する場合はもっと、間のコストがかかるのはいうまでもありません。
インターネットバンキングは銀行側の間のコストを減らしているだけで、
私たちのような利用者はちょっと高めな手数料を払って使用してます。
私たち利用者(銀行を利用する会社もそうですが)はコストは落ちてません、
銀行に行かなくていいのでちょっと便利になっただけです。
手紙(情報)に対してかなり時代遅れだと思いませんか?
ビットコインはどうでしょうか?
ビットコインは送金手数料や送金時間のコストに関しては、
銀行で送金するよりはとても優れた性質であり、
そのセキュリティの高さもあり、今の『価値』が付いています。
ですが、ビットコインはビットコイン同士でないと送金できません。
ビットコインを送ったら、送った相手に日本円で届くという事はありません。
ビットコインですら、『IoV』の世界に届いていないという事です。
このブログを見ている方が日本人だと仮定します。
日本人のあなたが1000円をアメリカ人の友人に送金したいとします。
『IoV』の世界では、
あなた1000円→『送金プロトコル』→友人8.9$でダイレクトに届くという事です。
これが、イギリスだろうが
あなた1000円→『送金プロトコル』→イギリスの友人7.15ポンド
ブラジルだろうが、
あなた1000円→『送金プロトコル』→ブラジルの友人27.68ブラジルレアル
日本だろうが、
あなた1000円→『送金プロトコル』→日本の友人0.01BTC
こういう価値(お金)がつながっていくのが『IoV』であり、
『IoV』の世界を作るための道具として、『送金プロトコル』が必要なわけです。
この『送金プロトコル』が『Ripple(RTXP)』という事になります。
ですが、個人が海外などに送金する頻度はとても低いと思います。
それは開発元の『Ripple社』も百も承知ですw
なので『Ripple社』はとても壮大な目標を掲げました。
『世界中の金融機関(特に銀行)にこの『Ripple(RTXP)』を使わせよう』と。
この記事を投稿している現在、
海外ではアメリカの最大手Bank of Americaなど41行、
国内では三菱東京UFJ、みずほフィナンシャルグループなど43行、
また、テクノロジー企業や証券会社、大学など多くの団体・企業が
『Ripple(RTXP)』を組み込んでの実証実験や採用を表明しています。
『Ripple社』は過去Googleやtwitterなどが受賞した
テクノロジーパイオニア賞に2015年に選ばれています。
また『Ripple(RTXP)』は、アメリカのFRB(日本でいう日本銀行)が主導している、
Faster Payments Task Force(アメリカの決済方法についての会議)にて
アメリカにおける次世代の決済システムの最有力候補として評価されています。
このように、徐々にですが『Ripple社』の目指す『IoV』の世界に向かっています。
Rippre社はRipple(RTXP)を使い世界を牛耳ることで
全世界の銀行を潰そうということ(システム的に無理ですが)は決してなく、
Ripple(RTXP)を銀行に使わせることにより、
銀行のコスト削減、全世界への送金(決済)ネットワークの構築、
さらには私たち個人の利益(銀行利用時の手数料低下など)に
つながるように活動を行なっています。
そのつながる先に自社の利益があると考えています。
自社の利益に関しては後ほど、、、
さすが、天下のGoogle様が出資しただけありますねw
とてもざっくりな説明でしたが、イメージできましたでしょうか。
あいまにRipple社のことも入れちゃいましたが、
IoV=価値(お金)をつなげる=送金(決済)プロトコル=RTXP=『Ripple』
これを覚えてもらえれば、幸いです。
あれ?『XRP』が出てきてないじゃないか!!
すいません、『XRP』を説明する前にまず
『Ripple(RTXP)』の基本的な説明をしないとつながらないので
『XRP』を後回しにさせてもらいました。
長くなりましたので、今回はここまでにさせていただきます。
次回は『XRP』が出てくると思います。
次回まで是非お付き合いください。
長くなりましたが、ご覧いただきありがとうございました。
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対応通貨設定
前回は、アカウント設定まで行いましたので、
今回はまず対応通貨設定を行います。
まず、ログインしてください。
左側のバーの
『その他』をクリックし、
赤枠の『アカウント設定』クリックします。
『アカウント設定』表示されますので
青枠の『対応通貨設定』をクリックします。
この画面が表示されます。
Ripple(XRP)以外の仮想通貨を使用する場合
『対応通貨設定』を行わないといけません。
今回はビットコインを設定します。
ビットコインをクリックすると
この様にチェックされますので、これで設定は完了です。
対応通貨設定は与信設定とも言われます。
詳しくはまた別記事にてご説明します。
セキュリティ設定
次にセキュリティ設定になります。
赤枠の『セキュリティ設定』をクリックします。
まず『シークレットキー』です。
この『シークレットキー』は絶対に他人に見せないでください。
また、必ず書き留めるなどして絶対に無くさない様にしてください。
あとはニ段階認証を設定します。
『設定する』をクリックしてください。
まずは赤枠の『16桁の英数字』を
紙などに書きとめてください。絶対に無くさない様に。
2段階認証を設定している携帯の不慮の故障時などで
使用するシックレットキーなので大切に保存してください。
書きとめたら、
携帯で『Google Authenticator』を起動してください。
起動したらQRコードを読み込んで
表示された『6桁の数字』を『認証コード』入力し、
『送信する』をクリックしてください。
ここで一度、ログアウトをして2段階認証の確認を行ってください。
入出金方法
サイドバーの赤枠『入出金する』をクリックします。
まずは、『JPY入金』から説明していきます。
『入金金額』に入金したい金額を入力し、
『入金する』をクリックします。
すると、入金依頼がされますので
入金依頼後に指定の口座に振り込みましょう。
手数料は¥108+振込手数料になります。
住信SBIネット銀行の方は¥159(手数料¥108+¥51)です。
次に『JPY出金』です。
『出金額』に出金したい額を入力して『次へ』をクリックしてください。
出金依頼が行われます。
出金手数料は¥108+振込手数料の¥258になります。
ホームページにその他の使い方は
動画付きで説明されていて、わかりやすいです。
Mr.Rippleホームページ
Rippleはビットコインのウォレットとは違うところが多々あります。
今回『Mr.Ripple』をご紹介しましたが、
『Ripple(XRP)』を所有するために必要な取引所であり、
Rippleウォレットだと思いましたので紹介しました。
『Ripple(XRP)』をなぜ所有した方が良いかを
次回、まとめたいと思います。
ご覧いただきありがとうございました。
☆入門編一覧☆
仮想通貨 入門編 仮想通貨取引所 アカウント作成 Mr.Ripple編
仮想通貨 入門編 仮想通貨取引所 アカウント作成 Mr.Ripple編
Mr.Rippleホームページ
Mr.Rippleとは?
今回ご紹介する取引所は『Ripple(XRP)』を扱っている
『Mr.Ripple』をご紹介します。
この2014年の設立当時、
国内に『Ripple(XRP)』を扱っていた会社は5社ほどあり、
『Mr.Ripple』の取引高は低く、
取引所としては目立つ存在ではありませんでしたが、
現在『Ripple(XRP)』を取り扱っている国内の取引所は
『東京JPY発行所』と『Mr.Ripple』しかなく、
『Mr.Ripple』の方が取引高が高くなっています。
『Ripple(XRP)』を扱う国内取引所が減った結果、
『Ripple(XRP)』を持っていた人たちの中には
イギリスの『GateHub』という所を使わざるを得ない状況が発生しました。
もちろん日本語のサポートなどありませんでした。
そんな中、日本人のサポートとしても
着実に取引高を増やしてきたのが『Mr.Ripple』です。
『Ripple(XRP)』に関しては
『coincheck』もありますがまた話が変わってきますので、
そのあたりも含めて『Ripple(XRP)』に関して、
『Mr.Ripple』紹介記事の中と
補足的な別記事にてまとめたいと思います。
また、手数料も他の取引所に対して比較的安い点もあります。
個人的になりますが、
この『Ripple(XRP)』という通貨は今後、
仮想通貨でも重要な役割を果たす可能性があると思っています。
アカウント作成
Mr.Rippleホームページ
ホームページを開いて、
赤枠の『新規会員登録』をクリックします。
まずは、仮登録を行います。
ユーザー名(英数字です)、パスワード(長ければ長い方が良い)、
メールアドレス(普段使いはやめた方が良い)
を入力して、『送信する』をクリックします。
次に『基本情報』を入力します。
ここでは、身分証などと同じ内容を入力してください。
入力したら『送信する』をクリックします。
次は、本人確認書類の提出になります。
身分証と、住所確認書類の写真をアップロードします。
アップロードしたら赤枠の様に『アップロード完了』と出ますので、
『これで送信』をクリックします。
これで、提出までは終わりましたので
運営の確認を待つことになります。
閉じるを押してください。
次は出金口座の登録になります。
ここも普段使いとは分けた方が管理しやすいと思います。
入力したら『登録する』をクリックします。
ここからが要注意
この画面が出てきます。
いきなり入金をしないといけないのか?と思い
一度確認で『Mr.Ripple』に電話しましたw
この画面は入金依頼をするだけで、実際に入金はしなくて良いそうです。
運営さんの話ではこの画面での問い合わせが多いそうで、
先ほど登録した口座から勝手に引き落とされると思った方や
入金しないとアカウントを作れないのか?などの
問い合わせが多いそうです。
この画面は以下の手順で大丈夫だそうです。
まず、
先ほどの、確認書類の認証が終わるとメールが届きます。
メールが届いたら
『入金額』に『30,000』を入力して、『入金する』をクリックします。
するとまた、メールが届きます。
この赤枠の『6桁の数字』を
表示された赤枠の部分にメール到着から15分以内に
入力して『送信』をクリックしてください。
これでアカウントは完成します。
入金はまた次回ご説明しますが、
振込でのみできますので、引き落としはありません。
また、入金しなくてもアカウントは作成できます。
セキュリティなど、まだできておりませんので、
この時点ではまだ入金を行わないでください。
また別記事にて補足しますが、
今回作ったのは『Mr.Ripple』 の取引所アカウントと
『Ripple(XRP)』の管理ウォレットを両方作った感じになります。
言ってる事がさっぱりな方もいると思いますので、
別記事でまとめてご説明したいと思います。
次はセキュリティと入出金に関してお送りする予定です。
ご覧いただきありがとうございました。
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